近江八幡水郷(下絵)

近江八幡の水郷に群生する葦の影から小兵衛を乗せたお春の漕ぐ小舟がひょいと現れるような気がする。池波正太郎の時代小説「剣客商売」の読み過ぎ観過ぎかな。

ここの葦の群生地は地元の地主さんの所有で幾世代も引き継がれているそうだ。
良い葦を生やすためには毎年刈り取らないといけないそうだ。でないとだんだん葦が細って貧弱になるという。刈り取りは機械で出来ないので大勢の人手がいってコストが掛かる。
葦は高級すだれの材料となるが、海外の安価なすだれに市場を奪われて国産高級すだれが売れなくなる。したがって刈り取った葦が良い値で売れない。すると「今年は刈り取りはやめとこ。」ということになる。翌年には良い葦は生えない。この繰り返しで葦の群生地は近い将来、荒れ果ててしまうのではないかと心配になる。

群生した葦を境に空と水面美しかった。 単純な構図だけに描くのが難しい。
まずは下絵と思って気軽に描いてみた。描きあげていくうちにいろいろと課題が浮かび上がる。
水面がさびしいので小舟を一艘シルエット風に浮かべてみた。
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ヴィフアール F6 粗目
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by beingoncloud9 | 2015-02-11 00:17 | 透明水彩画 | Trackback | Comments(0)