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ならざき大阪水彩画講座講習会習作

7月11日晴れ、新大阪駅近くの青少年センターにて催された講習会に参加してみた。 いつもながら5時間ぶっ通しはきつい。 みんな自分の年齢とそんなに変わらないのにおばちゃんたちは自分よりはるかに元気だ。日本の男女の平均寿命の差を実感する。
 
今回の講習会ではならざき講師の待望のギャグはバージョンが少し古くて期待はずれ。これは次回にバージョンアップを期待するということで・・・。 

さて今回はいつもながら講師の筆さばきや筆致には感心させられる。 今回はいろいろと収穫があって嬉しい。 まず、講師の言葉・・・「塗り繋ぐ」・・・べたーっと単一に塗るのではなくて同色であっても微妙に色のトーンや色相を変化させながら幾つかに塗りつないで行く。そうすると隣どおしの色が混ざり合ってなかなかおもしろい効果が得られる。自分でも知らず知らずやっていることだが改めて教えてもらうと、しっかりと頭の中に整理されて、以後自分の技量の一部となって意識して使えるようになる。

画題としてしばしば写真を使用するが、自分たちのような初心者はとにかく写真のとおりに描こうとしてドツボにはまる。 写真はあくまで材料だよとどれだけ教えられてもわかってないんだよな・・・。 で二つ目の講師の言葉・・・「観る者に連想させる」・・・写真から得られた様々な画題材料を自分なりにデフォルメや簡素化をして
観る者が連想させるように仕組む。 それにしてもそこまでデフォルメするんですかぁーと言いたいくらい徹底的に自由放漫にやりますねー。 でもそれが出来るのは現地に実際に行ってそこの雰囲気や色や空気や音などをしっかりと体験しておかんといかん。こういうことやねんねー自分の絵を描くということは。

なんか今回の講座で一皮むけた感じ。
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アルシュ荒目300gr F4
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by beingoncloud9 | 2013-07-20 21:20 | 透明水彩画 | Comments(0)